1/09/2020




猫が、
猫が器に顔を突っ込んで
台所でご飯を食べている
猫は、
私がその様子を見ていることなど
気が付きもせずに
ご飯を食べている
薄曇りの朝の
青白い光が
猫の、
猫の毛並みを鮮明に
浮かび上がらせ
猫は無心になって
ご飯を食べている

食べ終わると
猫は、
猫はストーブの前で横になっている
私に寄ってきては
その魚臭い顔を
私の鼻先に近づけた
後は何事も無かったように
猫用ベッドで眠っている

正月が過ぎ
普段の生活に戻り
そして
猫に永遠が舞い降りる





















































































01092020