藍色は走る
瞬きは星の煌めきと
同じ速さだから
おそらくは闇は過ぎ去り
光はレースでも編んでは
時間を潰している
水は笑いすぎてしまい
口が閉じなくなってしまった
言葉が無限に溢れ出し
もう行き先を見失った
風は回り続け
白紙は彼方で佇み
途方に暮れている
卵が割れた
生まれてくるのはだあれ
07/26/2023