11/24/2013

「特定秘密保護法案」



「特定秘密保護法案」
こちらの法案は平成25年11月26日に衆院を通過予定だという。
立案者は何者だ。
いや、集団である可能性もあり得る。
一体、どこの動物園の猿であろうか。
そして猿への特定秘密保護法案原案及び修正案手数料は、何枚綴りの日帰り温泉入浴券であろうか。
推考するに野生の猿ではないであろう。
日々、飢えと闘うサバイバル精神を体現している野生の猿たちは、たかが温泉への入湯ぐらいで、容易く気持ちが揺れ動いたりはしない。
また、入浴後は更に空腹感を覚えるからして、朝夕食付きのせめて1泊2日の箱根、もしくは2泊3日の草津、贅沢を言えば往復飛行機を利用しての3泊4日の別府か登別でも、首を縦に振るか怪しいものだ。
チープでプアでシャビーな日帰り温泉入浴券ごときで釣られるとは、どこの動物園の猿であろうか。
動物園で産声をあげ動物園で看取られるといった、代々の血脈を受け継ぐ世襲猿に違いない。
が、入浴券1枚にしては責任が重すぎる。
なにせ日本国民の安全保障と民主性の根幹に関わる重要事項である。
2枚セットが常識として社会では暗黙の了解ではあるが、動物園の猿は甘やかされて飼育され価値観が歪曲しているであろうから、交渉という名の圧力を掛けて猿だけにゴリ押しで3枚にしてもらったという巷の説が妥当である。
1枚は自分用、他2枚は賛同に転じ協力した猿たちへの謝礼用に他ならない。
そもそも「何が秘密かは秘密」などという粗末で粗雑で稚拙な法律は、IQが高いであろう野生の猿が考案する領域ではあるまい。
食糧を探し求めて野山を駆け巡る野生の猿は、危険を伴う行動範囲が広域に渡り、自ずと知恵が蓄積され、IQが高くなることは至極当然のことであろう。
上記のことを加味しても「特定秘密保護法案」の立案者は温泉マニアの猿以外に該当する動物はいない。
また、猿は猿でも消去法を用いて、より一層のピンポイントに絞り込むとして、動物園の猿以外に考える余地は微細もない。
如何なる方法を駆使してでも、なんとしてもその猿が生息する動物園を探し出すべきだ。
園長を筆頭に飼育係に至るまでの人事を刷新し、猿の性根を叩き直さねばならぬ。
「特定秘密保護法案」が国会で通過し施行されてからでは、立案した猿の所在地は国家機密として扱われ、これから60年、いや、未来永劫に渡り情報開示されることはないであろう。
善良な市民が焦るのも無理はない。
その後に控える「集団的自衛権行使」という人命に関与する法案へと繋がる「特定秘密保護法案」は、日帰り温泉入浴券3枚綴りによって作成されたとあらば、記紀神話より悠久と流れる日本国の歴史に傷が付くことは免れない。
デモクラシーを差し置いて、入浴券3枚に目が眩むとは何たる失態であろう。
また、我が国の国民は、開国以来諸外国の外交筋によって、猿猿、と陰口を囁かれ、不本意である意識を口に出さずひた隠しにすることを美徳としてきたが、国益に作用する国家の秘密に関わる法案が、実は動物園の本物の猿の手によるものと漏洩したならば、これこそ関係国との信頼を構築する際に大きな壁が立ちはだかることは必至であり、国家間における痛ましい有事が起こってからでは後の祭りである。
反省だけなら、猿でもできる。

11242013




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