いつの頃からかは憶えてはいないが
水の中にいるような音がして
小川の流れる音に耳をすまし
小川が遊歩道なんていう名に変わり
背丈が大人と同じくらいになった頃
水仕事をするようになって
大人になると
水の音に気を留める暇もなく
働いて働いて働いて
店先に並ぶペットボトルの水の束
自由に飛び跳ねるには
グラスの中では狭かろうに
04272017
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